Wednesday, May 6, 2009

会社を創ること上に立つということ 49~52/365

会社は何の為にあるのか、組織や企業のトップも含めお会いする中で、改めて感じたこと。会社は従業員が生き生き人の為に働き、成長する場を提供する場所。起業するとは、個人の利益追求や自己実現でなく部下や社員の幸せを提供し続ける為の仕組みつくり。

先日ある会社の役員の方が、「○十年右肩あがりでやって参りました。これから更に社員が伸び伸び仕事をしていける環境を作っていくのがこれからのミッションでありビジョンです」と。

稲盛さんが起業した際も、自己実現でなく従業員の物心共の幸せを追求する事がミッションである、とその後気付かれる。今は、企業の上層部の方がそれ気付く良い絶好のチャンスだと思うのです。

☆知覚動考 51/365
コーチングの野口さんの著書「心眼力」の中にある言葉。「知覚動考」=ともかくうごこう!OutputのないInputはなしに等しい。経験してこそ話せることがたくさんある。ActionActionActionと誰かもおっしゃってましたが「行動」の積み重ねの先にしか真理はないのかもしれません。

☆商人の届けるのは仏の心 50/365
これまだ堂門冬二さんの著書。近江商人をサポートした大名でもある蒲生氏は、幼い頃織田信長の人質となる。利発な蒲生氏は信長に可愛がられ先進的な考えを持って戦国時代を生きていく。その著書で登場する商人。「商人が届けるのは仏の心。売るのは信頼。綺麗事ばかりでなく、それを望む人の事を最大限に考える」ビジネスをする皆さんにはとても良い教科書です。。。

☆綺麗なままでいたいなら・・・49/365
クライアントへの訪問中、ある社長がポツンと言った一言。「綺麗なままでいたいなら、普通に社員でいいんですよ・・・」と。元々は研究者だったその人は、今は好きな研究もせず、できず、社員と会社の発展を考え続けている。社長になって好きな事ができなくなったけれど、それが社会貢献だと。人生は様々な選択肢があるけれど、他にも何人か社長の道を選んでいる人がいるけれど、名誉欲や金銭欲からではない。
社長の道を選んで、資金繰りを考えて試行錯誤する姿、綺麗か否かを別として社員を社会を潤す責任感がそこにある・・・