「3年後に向けた開発をしたいのですが」という話をする某社長。その方の口から出てくる言葉は、どう考えても10年前の技術的視点。つまり7年前に向けた開発を目指すことになる。ただし、その企業にとっては、10年前が今で、7年前が3年後であることが事実となる。
マネジメント層で、「こうしなさい!」と未だ、不景気を生き抜いてきた社員に熟慮なく言葉を放ってしまう20世紀に生きるマネジメント。一方、その背景も考慮しながらの「はい」には、その関係にはコミュニケーションが存在していないことに一方は気付かない。
「昔の日本はこうだった」と中国から戻り、感想を述べる方々。その見て来た「今」は、明らかに先入観をたっぷり入った状態の、個人の熟慮のない言葉であることは拭えない。
2009年は、それぞれの「今」があまりにもGAPがある1年です。それだけに、自分がどう考えるか、どの情報を選択し、誰と生きるかも大切なのだとつくづく思うのです。
Saturday, December 26, 2009
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