貯徳問答講の第7番目の御題「天命とワクワク」
徳島の山奥で「葉っぱ」をビジネスとして過疎化がとまり、命を取り戻し活性化した村があります。 主役は、80歳、90歳近い女性の方々。(1000万近い年収の方もいらっしゃるそうです)立役者は横石知二さんという方。(http://www.irodori.co.jp/index/index1.html)
女性の方々はもともとは専業主婦が多く、表に出たり社会との繋がりも少ない日々でした。地域は空洞化も進み夢のない気力のない状態でした。 村を再生すべく取り組んだ横石さんは女性でもできる仕事を考え抜き、お料理に添える「葉っぱビジネス」を考え付きました。女性の方々は少しづつビジネスのコツを覚え、自分で稼ぎ、そのお金を使い、そして何より楽しい毎日を過ごしています。「こんな楽しい仕事は世界中探してもない!」とまで。。。 家の近くの葉っぱを集めて、売るという事が楽しくやめられない最高の仕事。
横石さんは、人に「出番を作り評価する」それが何より大切だと記されています。そして、「自信を持たせる」「人は誰でも主役になれる」と。 「働くことが生活のリズムを維持しやすく、生活のリズムが健康維持に重要であり、健康感が主観的幸福感に繋がる」とも。 「天命」すなわち「人の出番を作る」ではないでしょうか。
なぜなら、、 女性の方々は横石さんが出番を作りました。ニューズウィーク「世界を変える起業家100人」に選ばれた横石さんは女性の方々が出番を作りました。経営者の大事な仕事「社員の物心共の充実」の一つ「心」は、「出番を作る」事かもしれません。
No comments:
Post a Comment