Sunday, April 20, 2008

機長坂井優基さん『パイロットが空から学んだ一番大切なこと』

本屋さんで見かけたなんとも言えない青い空の気持ち良いブックカバーの著書。『パイロットが空から学んだ一番大切なこと』幾つか著作がある方です。一番大切な決断は「飛ばない」という決断だそうです。パイロットは「飛ぶ」事が仕事、それ以上に大切な決断「飛ばないという決断」他にも大事な命を預かる中での判断、チームワーク、そして過信や虚栄心のない人間性についても書かれています。


「空から学んだ」とあるように、人間の能力以外の力を感じる人。『パイロットが空から学んだ運と縁の法則』本も書かれています。そこには「パイロットは運に頼らず、できうる限りの偶然を排除しなければなりません。でもそれを排除しても、どうしても最後に人間の能力で及ばない部分が出てきます。」と。 いろんな街に行ってみたいという動機で目指された職業。その動機にも親近感が沸きそしてそれを手に入れられ、修練続けられる事にも感動する。

日本を代表する脳外科医の福島孝徳さんの著書にも、手術前にお祈りをするという事が書かれてありました。命を預かる仕事に就く人は同じ境地なのでしょうか。そうでない職業の人にもきっと通ずる。。

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