Friday, November 23, 2007

Vincent van Gogh 画家ゴッホ~陰陽と天命


27才で画家になると決意してから約10年間の間に800点にも上る絵画を残したゴッホ。作品「ひまわり」はあまりにも有名。ゴッホは画家になると決断してから絵を独学で勉強しました。その結果絵画の世界に新しい風を吹き込み没後多くの評価を得て今に至ります。


初期の絵は、どちらかというと人の陰の部分に着眼しているように感じます。その後自然を描くようになると色目は優しいトーンに変わります。あるがままを受容できるようになるか如く。そして、向上心は有名画家の模倣、日本芸術への憧れと変わります。病気と闘いながらも絵を追求し続ける人生を歩んだゴッホ。たった10年の間に800点にのぼる絵画を書き上げた人は、短命で世を去ります。もう少しのんびり描けば善かったのに。。と普通の私は思うのですがそれは天才画家にしかわからない世界なのかもしれません。それ以上に人間の陰陽をとらえたその絵から、「どんな事にも陰陽があり、どちらに着眼するか」がいかに大切かを問いかけているように感じました。芸術の解釈は勿論千差万別ですが。


No comments: