バーバラ・ミント著の同書、学生の方や新人時代、手にされた方も多いのではないでしょうか。私は提案書を書いていた頃、読みました。久しぶりに開いてみると、役立つ記述・面白い記述もありました。
○読み手が既に知っている事、または知っていると思われる事をストーリ風に語り、そうする事で読み手の持っている疑問を再度思い起こさせて、本文にその回答が書かれている事を期待させる ○最も上手な話し手とは最も自然に話す人である。そういう人の語りは緊張しておらず、流暢で親しみやすい ○書くとなるとできるだけ乾いた表現を使い、難しい専門用語を多く使う方あより尊敬を受けるものと信じきっているようです。これはナンセンスです。優れたメッセージにまずい言葉という衣を着せてはいけません
新人時代、ボスのレポートや報告書の文章のレベルの高さ、語句の使い方(実は知らない言葉が多かった。。)に驚き、以後国語辞典を会社に常備した。
最近では、哲学・仏教・経営に関わる文書に触れる事が多く、これまた知らない言葉に出くわす。文書を書く際、専門用語の多用は読み手によって使い分ける必要があるが、熟語・語彙の問題は別。熟語は簡潔に表現する為にあるのでなく、的確に表現する為にある。人間関係は、同じ言葉を使えるかも深く関係する。
考える、書くから離れるが、最近コミュニケーション・プレゼンテーション含め自己肯定の思いが強すぎる人が多い。そうした場合、受け手への期待のみを以て会話する事になり、受け手はボランティア意識が必要になる。発信者側のみメリットのある時間となってしまう。コスト意識の欠如、或いは発信者の成熟度が原因か、「考える技術」以前の問題ですが。
技術はいかようにも磨く事ができる。未成熟が原因ならそれと同時に人間性も磨き続ける必要が強くある。 人間性の土台のない技術は飾りに過ぎない。
と、偉そうな事を書いておりますが自身も日々反省でございます。。
Monday, September 24, 2007
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